アルカディア、不正アクセスによる個人情報漏えいのおそれを公表(2026年10月13日)
この記事の情報源:アルカディアの公表資料 2本・報道 3本(内容は公表資料にもとづいて整理し、報道は「関連報道」として載せています)
信頼度:高当事者または個人情報保護委員会の公表があり、独立した別の出典でも確かめられる。信頼度の考え方
確かめた出典の発行者(4者):当事者(株式会社アルカディア)の公表/報道(INTERNET Watch)/報道(CNET Japan)/影響を受けた組織の公表(11組織)。深刻度や組織の対応の評価ではありません。
掲載 ・最終更新
この事案の要点
株式会社アルカディアは2026年10月13日、不正アクセスに関する事案を公表しました。公表資料では、2026年10月14日に不正アクセス等があったとしています。
個人情報が漏えいした可能性があるとしています。影響の件数は「9,020件」と記載されています。対象の情報として、メールアドレスが挙げられています。
組織がとった対応として、ネットワークからの切り離し・アクセスの遮断・問い合わせ窓口の設置・個人情報保護委員会への報告・システム・サービスの停止・警察への相談・届出などが記載されています。
同じ事案について、対象の部署・システムが異なる別の公表が1件あります。件数などは公表ごとに書かれています。
原因や影響の詳細について、組織側は調査中としています。
この事案はINTERNET Watch・CNET Japanでも報じられています(下の「関連報道」)。記事の内容は公表資料にもとづいて整理しています。
詳細と最新の情報は、下の出典(公表資料)をご確認ください。
公表内容の整理
| 発生日 | 不明(公表資料に記載なし) |
|---|---|
| 発覚日 | 不明(公表資料に記載なし) |
| 初回公表日 | 2026年10月13日(最新の出典 2026年10月19日) |
| 被害組織 | 株式会社アルカディア |
| 業種 | その他 |
| 事象の種類 | 不正アクセス |
| 原因(公表資料の記載) | 「脆弱性」に関する記載あり(詳細は調査中としている) |
| 影響件数 | 9,020件(可能性を含む件数として記載)(一部の公表に書かれた件数。ほかの公表には件数の記載なし) |
| 対象となった情報 | メールアドレス |
| 発覚のきっかけ(記載) | 監視・検知の仕組みによる警告 |
「発生日」「発覚日」は公表資料に書かれた日付です。「初回公表日」は当サイトが確かめた最も早い公表の日で、このページの掲載日・更新日とは別です。書かれていないものは「不明」としています。 「原因」「対象となった情報」は、公表資料にその語が書かれているかどうかを当サイトが整理したものです。当サイトが原因を判断したものではありません。
経過(公表資料に記載された日付)
- 公表
- 不正アクセス等があったとされる時期・異常の検知・事案の判明・遮断・停止などの初動
- 同じ事案についての別の公表
公表資料に書かれた日付と出来事を、当サイトが決まった言葉で整理したものです。日付の書かれていない出来事は載せていません。
組織の対応(公表資料の記載)
- ネットワークからの切り離し・アクセスの遮断
- 問い合わせ窓口の設置
- 個人情報保護委員会への報告
- システム・サービスの停止
- 警察への相談・届出
- 関係機関(IPA・JPCERT/CC 等)への報告・相談
- 認定個人情報保護団体への報告
対象になった方へ(一般的な案内)
組織からの連絡や公表資料の案内を確かめたうえで、次のことに気をつけてください。
- 差出人を装った不審なメールのリンクを開かない。
出典(公表資料)
- アルカディア SpeeCAN RAIDEN への不正アクセスによる個⼈情報漏洩の可能性について
- アルカディア 不正アクセスの経過と当社の対処について
関連報道
- INTERNET Watch 自治体の防災情報配信などに使われる「SpeeCAN RAIDEN」、不正アクセスで個人情報漏えいの可能性
- INTERNET Watch 「SpeeCAN RAIDEN」に不正アクセス発生のアルカディアが続報、情報漏えいは引き続き調査中
- CNET Japan アルカディア、不正アクセスから復旧まで「約4日半」の時系列公表 侵入経路遮断後も不正メール142万通
報道の見出し・配信日・媒体名を、出典として載せています。本文は転載していません。配信媒体を経由した記事は、元の配信社の名前を先に書いています。リンク先の記事は、配信元の都合で削除・有料化されることがあります。
つながりのある事案
この組織が提供・運営するサービスの事故に関して、利用していた組織の公表(11組織)
- 影響を受けた組織茨城県(水防情報メール配信サービス)、不正アクセスによる個人情報漏えいのおそれを公表(2026年10月14日)
- 影響を受けた組織千葉県(職員参集システム等)、不正アクセスによる個人情報漏えいのおそれを公表(2026年10月14日)
- 影響を受けた組織青森県(防災情報配信システム)、委託先での不正アクセスを公表(2026年10月14日)
- 影響を受けた組織神奈川県、不正アクセスによる個人情報漏えいのおそれを公表(2026年10月14日)
- 影響を受けた組織和歌山県(「わかやま透析安心メール」)、不正アクセスによる個人情報漏えいのおそれを公表(2026年10月14日)
- 影響を受けた組織神戸市(職員情報伝達メールシステム)、不正アクセスによる個人情報漏えいのおそれを公表(2026年10月14日)
- 影響を受けた組織広島市(メール配信サービス提供事業者)、委託先での不正アクセスによる個人情報漏えいのおそれを公表(2026年10月15日)
- 影響を受けた組織東京都墨田区(メール配信システム運営事業者)、委託先での不正アクセスを公表(2026年10月15日)
- 影響を受けた組織東京都台東区(たいとうメールマガジン運用会社)、不正アクセスを公表(2026年10月16日)
- 影響を受けた組織東京都葛飾区(災害情報発信システム提供事業者)、委託先での不正アクセスによる個人情報漏えいのおそれを公表(2026年10月16日)
- 影響を受けた組織東京都中央区(「ちゅうおう安全・安心メール」)、不正アクセスによる個人情報漏えいのおそれを公表(2026年10月22日)
公表資料に、委託先・利用していたサービスの提供元として同じ会社の名前が書かれている事案を、機械で結び付けています。組織ごとの影響(件数・対象の情報)は、それぞれの記事と出典でご確認ください。
この手口について:不正アクセス
不正アクセスは、権限のない者がサーバーやシステムに入り込むことです。公表資料では、ランサムウェアやカード情報の流出の入口としても、この言葉が使われます。
公表資料には「脆弱性」に関する記載があります。一般に、修正プログラムが当たっていない機器やソフトウェアは、公開から短い期間で攻撃に使われます。
一般的な解説です。この事案の組織の対応を評価するものではありません。
自社で確かめること
- 外部に公開しているサーバー・機器の一覧があるか確かめる
- Web サイトの CMS・サーバーのバージョンが外から見えていないか確かめる(無料診断)
- 管理画面・リモート接続に多要素認証と接続元の制限があるか確かめる
- 公開しているサーバー・機器に、提供元の修正プログラムが当たっているか確かめる
Web サイトとメールの設定は、無料診断で確かめられます(CMS・メール認証・セキュリティヘッダ・SSL/TLS の4種類をまとめて)。
無料で診断する毎日の速報は X で。新しく掲載した事例と注意喚起をお知らせしています。
@incidentnews_jp をフォローする本ページは公表資料の記載を整理したものです。記載に誤りがある場合は訂正・削除のご依頼からお知らせください。