用語集

公表資料や当サイトの記事によく出てくる言葉の意味です。手口ごとの詳しい解説は手口の解説をご覧ください。

VPN(仮想専用線)
インターネットを通じて、社外から社内のネットワークへ安全に接続するための仕組み。VPN 機器の弱点や、漏れた ID・パスワードが、ランサムウェアの侵入口として多く公表されています。
多要素認証
パスワードに加えて、スマートフォンに届く確認コードや専用のアプリなど、別の要素を組み合わせて本人を確かめる方法。パスワードが漏れても、それだけではログインできなくなります。
バックアップ(オフライン・世代管理)
データの写しを保存しておくこと。ランサムウェアはネットワーク上のバックアップも暗号化するため、切り離した場所に、複数の時点の写しを持つことが勧められています。
フォレンジック調査
端末やサーバーに残った記録を調べ、侵入の経路・時期・持ち出された情報などを明らかにする調査。公表資料では「外部の専門機関による調査」と書かれることが多いものです。
二重恐喝
データを暗号化して身代金を要求するだけでなく、盗んだデータを公開すると脅して支払いを迫る手口。
カード情報
クレジットカードの番号・有効期限・セキュリティコード・名義など。カード会社の基準では、事業者がこれらを保存しないことが求められています。
Web スキミング(決済画面の改ざん)
EC サイトの決済画面を改ざんし、購入者が入力したカード情報を盗み取る手口。
トークン方式・リンク型決済
カード情報を EC サイトのサーバーに通さず、決済代行会社の画面や仕組みで処理する方式。サイトが改ざんされた場合の被害を小さくできます。
CMS
Web サイトの記事や商品を管理する仕組み(WordPress・EC-CUBE など)。本体や追加機能の更新が遅れると、侵入の入口になります。
リスト型攻撃(パスワードリスト攻撃)
他のサービスから漏れた ID・パスワードの組み合わせを使って、大量にログインを試す攻撃。パスワードを使い回していると被害にあいます。
パスワードの使い回し
複数のサービスで同じパスワードを使うこと。どこか1か所から漏れると、他のサービスにもログインされるおそれがあります。
認証情報
ID・パスワードなど、本人であることを確かめるための情報。
脆弱性
ソフトウェアや機器の設計・作りの弱点で、攻撃に悪用できるもの。修正プログラムで直されます。
修正プログラム(パッチ)
脆弱性などを直すために、ソフトウェアや機器の提供元が配る更新。
ログ(アクセス記録)
誰が・いつ・何をしたかの記録。保存していないと、侵入や閲覧の有無を後から確かめられません。
Emotet(エモテット)
メールの添付ファイルなどから感染し、盗んだメールの宛先や本文を使って、さらに感染を広げるマルウェア。
フィッシング
実在の組織を装ったメールや SMS で偽のサイトに誘導し、ID・パスワードやカード情報を入力させる手口。
SPF
そのドメインのメールを送ってよいサーバーを DNS で宣言する仕組み。受信側がなりすましメールを見分ける手がかりになります。
DKIM
送信したメールに電子署名を付け、途中で書き換えられていないことと、送信元のドメインを確かめられるようにする仕組み。
DMARC
SPF・DKIM の結果をもとに、なりすましと判定されたメールを受信側がどう扱うか(隔離・拒否など)を、ドメインの持ち主が宣言する仕組み。
クラウドの共有設定
クラウドに置いたファイルを、誰が見られるかの設定。「リンクを知っている全員」にしたまま個人情報を置くと、外部から見られるおそれがあります。
アクセス制御
誰がどの情報を見たり変えたりできるかを決め、それ以外を止めること。
BCC
メールの宛先の種類の一つ。BCC に入れた宛先は、他の受信者に表示されません。一斉送信で TO や CC に入れると、受信者どうしでアドレスが見えてしまいます。
暗号化
データを、鍵を持つ人しか読めない形に変えること。端末や USB メモリを暗号化しておけば、紛失しても中身を読まれにくくなります。
遠隔消去(MDM)
紛失した端末のデータを、離れた場所から消したりロックしたりする仕組み。
委託先管理
個人情報の取扱いを他社に任せるときに、委託元が委託先の管理状況を確かめること。個人情報保護法で委託元の義務とされています。
漏えい等の報告(個人情報保護委員会)
一定の条件にあたる個人情報の漏えい等が起きたとき、事業者が個人情報保護委員会に行う報告。速やかに行う速報と、原則30日以内(不正の目的によるおそれがある場合は60日以内)の確報があります。
安全管理措置
個人情報を守るために事業者が講じる措置。組織的・人的・物理的・技術的の4つに分けて考えます。
Have I Been Pwned
過去に流出したデータに、自分のメールアドレスが含まれているかを調べられる海外の無料サービス。当サイトの「自分の情報が漏れていないか確かめる」のページで案内しています。
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